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遊成塾 Blog 2025年1月

皆さん、塾で泳いでいますか?

みなさん、塾で泳いでいますか?

突然の謎質問で「どういうこと?」と思うかもしれませんが、少し話を聞いてください。


塾って不思議なところなのです。
みなさんが塾に行く理由は
「成績を上げたい」
からです。

そして、塾はそれを叶えるためのサービスとして「授業」を提供します。
実際に、みなさんは「授業」料を払って塾に通うわけです。

ところが、授業を受けているだけでは成績が上がりません。
なぜなら、何もしていないからです。

例えば、スイミングスクールだと通っている時間は泳ぐ練習をします。
なので、そのうち泳げるようになります。

仮にスイミングスクールで塾のような授業があったとしたら、どうでしょうか。

  • 教室の前で先生が黒板を使って泳ぎ方を教えてくれる。
  • 先生が実際に目の前で泳いでいるのを見せてくれる。
これで泳げるようにはなれませんよね。
塾の授業は、まさにこれと同じ状況なのです。

  • 教室の前で先生が授業をしてくれる。
  • 先生が実際に黒板に例題を解いてくれる。
これらを座って眺めているだけで問題は解けるようにはなりません。
つまり、成績は上がらないのです。

みなさんは、塾で泳ぐ練習をしていますか。
もし、泳いでいないなら、泳ぐようにしてください。

誰でも泳げるようになれるのと同じく、勉強は正しく行えば誰でも必ずできるようになれます。がんばって練習をしてください。

正しい過去問の使い方

受験では過去問をよく解きますが、「過去問の正しい使い方」って知っていますか。

これは本当によくある間違いですが、ひたすら過去問を解いても合格にはつながりません!

では、過去問の正しい使い方とはどういうものなのでしょうか。

■STEP1 過去問で「分析」

まず、過去問を解くことで次の3つのことを「分析」します。

① 出題傾向の分析
志望校でどのような問題が出題されているかをチェックします

② 自分の現状の分析
仮に今の自分が受験したとしたらどれくらい問題が解けるのかをチェックします

③ 合格ラインの分析
試験日までにどれくらい解けるようにならないと合格できないのかをチェックします

孫子の言葉に「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という名言があります。
勝負事で勝つには己を知ることが大切ということです。

STEP2 問題集の「選択」

分析が終わったら、次は問題集の「選択」です。
分析の結果から自分の現状に合った
「最適な問題集」
を選択します。

ここで知っておいて欲しいことは、
「問題集自体に良し悪しはない」ということです。
特に書店に並んでいるものは誰かにとっては良い問題集になります。

問題形式、難易度
問題数、解説の詳しさ
などで使う問題集を決めてください。

なお、Amazonのレビューとかも参考にしてよいです。

STEP3 問題集で「演習」

そして、実際に問題集を解いていきますが、
ここで大切にして欲しいことが1つあります。

それは問題集を解くときに
「入試問題が解けるようになる」
ことを意識することです。

何も考えずにひたすら問題を解くのはバツです。
これは超重要なことなので念頭に置いておきましょう。

あとはSTEP1~3の繰り返しです。

ある程度問題集を解いてみたら、
再度過去問を解いてみて現状をチェックします。
トライ&エラーでひたすら改善を試みるというわけです。

ここで説明した方法は、
受験だけでなくあらゆることにおいて
成功するためには不可欠なステップです。

ぜひ、参考にしてみてください。



正しい子育て

子育ては
「子どもが大人になって困らないように」
という想いから始まります。

そして、
「困る」=「失敗する」
というイメージから
「失敗しないように」
「失敗はダメ」
という思考に至ってしまいます。

親心から生じる想いなので、思ってしまうことは仕方がありません。
けれども、実際には「失敗」しても問題はないのです。

そもそも大人になって大きな失敗をしないためには
子どもの時に小さな失敗をしておく必要があります。
小さな失敗から「失敗しない方法」を学ぶのですから。

ですので、
子どもを見ていて失敗しそうだと思っても
温かい目で見守ってあげてください。
子どもが失敗してしまっても
がんばったと声をかけてあげてください。

正しい子育ては「失敗を回避する」ことではありません。
子どもが失敗しそうでもトライすることを応援し、
失敗してもトライしたことを評価してあげることなのです。

たくさんの失敗に価値があるわけですから。




受験に勝つためにすべきこと3つ

受験はある意味「戦い」です。
一昔前は「受験戦争」と表現されていたほどです。
この戦いに勝ち抜くためにすべきことは次に3つです。

———————
①勉強時間を作る
②戦略を立てる
③戦術を考える
———————

①勉強時間を作る

これは言うまでもなく当然ですよね。
勉強時間が負けている状態で受験戦争で勝つことは不可能です。

②戦略を立てる

受験は「戦い」です。
戦いに勝つためには当然「戦略」が必要です。
自分はどうやって勝つのかという作戦(策)です。

戦略を練るためには、
まず相手を知る必要があります。

試験日、必要科目、その科目の単元
試験時間、合格最低点 など

これって当然知っていないといけないことですが
受験生を見ているとたまに
「試験日は知りません」
という生徒がいることも…(驚愕

受験は、
「ただ机に向かって真面目に勉強する」
だけでは勝つことができません。

いつまでにどんな勉強をして
どの教科を何点にするのか。

きちんと考えて受験勉強をしてください。

③戦術を考える

戦術とは、
「立てた戦略を遂行する」
ために必要なことです。

どんなに素晴らしい計画を立てても
実行されなければ価値がありません。

これは受験を成功させる上で最も難しいところです。
しかし、それゆえに大切なところでもあります。

もし立てた戦略通りに行動できないならば、
「自分はどうすれば行動できるのか」
を考えてください。

ヒントとしては
「行動」は「考え」から生じるものです。

もし行動できないならば、
「行動できる考えに至っていない」
と考えましょう。

以上、受験で成功するためにすべきこと3つでした。
受験で合格を勝ち取りたいなら、気にするようにしてください。


勉強をする理由

勉強って何のためにするのでしょうか。

「大人になって人生を楽に過ごすため」

とかよく聞きますが
正直に言うと、

勉強しても人生は楽になりません。
勉強をしたからといって、
将来出くわすであろう困難を
回避できるわけではないのです。


「過去の努力で今が楽になる」とか
そんなことはあり得ません。

もし幸せな人生を歩みたいなら
「その時に懸命に生きる」
しかありません。

じゃあ、勉強って何でするのでしょうか。

将来のために必要なのは
「困難なことに出会った時、立ち向かっていく力」
です。

その力が欲しいから勉強をしています。

間違えないでください。

困難に出会わないために
勉強をしているのではないです。



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